
ベシクタシュ新監督が香川真司の残留を強く希望
4月から5月にかけてベシクタシュでは今季限りで退任したセニョル・ギュネシュに代わる新たな監督として、ミルチェア・ルチェスク 、タイフン・コルクト、アブドラ・アブジュを候補として最終選考が行われていた。
一時はルチェスクが最有力との報道が多かったが、トルコ人監督を求める経営陣の意向もあり、今季までイスタンブール・バシャクシェヒルの監督を務めていたアブドラ・アブジュと3年契約を結ぶに至った。
これを受け、来季監督昇格を望んでいたグティことホセ・マリア・グティエレス・エルナンデスはチームを去っている。
そのアブドラ・アブジュ新監督は香川真司の残留を強く望んでいるという。一方、香川自身はスペイン行きを強く望んでいるそうだ。
Sabah紙のFatihDoğan記者とTRTSPORのFıratGünayer記者がこれを伝えている。
原文記事:https://www.sabah.com.tr/spor/futbol/2019/06/05/son-dakika-besiktas-transfer-haberleri-besiktas-stoperini-buldu
7) Abdullah Avcı’nın kalırsa faydalanmak isterim dediği bir diğer isim Kagawa.
Menajerleri Japon adamı La Liga’ya pazarlamaya çalışıyor. Olmazsa, geri dönme ihtimali var..— Fırat Günayer (@firatgunayer) 2019年6月4日
8)Abdullah Avcı’nın Kagawa’ya sıcak bakması sonrası, akıllardaki soru Ljajic’in ne olacağı. Hocanın iyi bir 10 numara gelmesi durumunda Ljajic’i sol öne atma planı olduğu konuşuluyor. (13.maddeye dikkat)
— Fırat Günayer (@firatgunayer) 2019年6月4日
Fırat Günayer: Kagawa konusunda Abdullah Avcı çok istekli. Japon oyuncunun transfer edilmesini istiyor. Ljajic-Kagawa nasıl olurun sorusu ona da sorulmuş. Abdullah Avcı, Ljajic'i sol önde oynatırım demiş.@firatgunayer pic.twitter.com/OBTuOYOOvt
— Beşiktaş Haberleri (@besiktashbrl) 2019年6月6日
このように、アブジュ新監督は香川の残留を望んでおり、来季はアダム・リャイッチとの共存を考えているという。
ギュネシュ体制下では香川とリャイッチの共存は難しいという結論に落ち着き、同時に起用される機会があまり無かったことを考えると興味深い報道だと言えるだろう。新体制下で主力選手の一人として扱われるのであれば香川にとっても魅力的な話かもしれない。
また、Fanatik紙のオルハン・ユルドゥルム記者は香川の現況について次のように書いている。
原文記事:https://www.fanatik.com.tr/besiktasin-hedefindeki-2-yildiz-kagawa-ve-schurrle-2069275
ユルドゥルム記者は香川が諸条件に同意して残留するという内容の記事を書いたかと思えばその後には香川の残留は消滅したと書いたり今回のように残留の可能性を匂わせたり…と香川の動向に関する情報はあまり信用できるものではない。
Fanatikはもともと飛ばしの多い媒体であり、同記者もたまに独占情報を書くことがあるものの基本的には嘘の多い飛ばし系だと認識されている。
従って、具体的な数字や香川の意思などは適当な想像(記事の味付け)だと思われるが、やはり香川の最優先目標はラ・リーガであるという情報は共有されているようだ。
アブジュ新監督が香川の残留を望んでいる可能性が高いことは確かなようだ。
とは言え、同監督がどの選手を重用しどのような戦術を用いるかはいまだ明らかになっていない。
香川の力を欲しているとしてもそれがどの程度のものであるのか、スタメン前提で考えているのかは分からない。
現段階で伝わる情報は願望混じりのものも多いと考えられるため「こうなる」と断定することは難しい。
いずれにせよ、来季の香川にはより多くの出場機会を得られる場所でプレーしてほしいというのがファンの願いだろう。