ギュネシュ監督の指導傾向とチーム戦績の改善

ギュネシュはスタメンや戦術を固定することで知られている。今シーズンはその硬直性もあってパッとした成績を残すことが出来ていなかった。
ヨーロッパリーグは早々に敗退し、リーグ戦でもEL圏内から出たり入ったりの位置を漂うことになっていた。

期待の若手トルコ人選手であるオジャクプ(アーセナルにいたオジャクプである)が低迷、ネグレド、ペペ、バベルといった戦力の流出も痛手であった。
何より昨シーズンまでチームのエースとして活躍していたアンデルソン・タリスカを買い取れなかったことが深刻な影響を及ぼしてた。
また、昨夏にトリノから加入したアダム・リャイッチも機能せず、リバプールから加入したカリウスも芳しく無いパフォーマンスで批判にさらされていた。

とは言え、ギュネシュは前半戦を無駄に費やしていたわけでは無く、
ひとまず補強が必要なポイントを明確にし、ユルマズとミリンを補強することで後半戦を戦うことにした。

中断期間が明け、かつてベシクタシュに在籍していたトルコ代表のブラク・ユルマズが加入すると徐々に戦績が上向き始める。
同時期にリャイッチもトルコリーグに順応し始め、前半戦では見られなかったその攻撃的なスタイルが真価を発揮するに至った。
(この時点ではカリウスは相変わらずだったが…)

香川が加入したのはまさにこのタイミングであった。
香川のポジションを補強する予定は監督の頭には無かったのである。
ちょうどチームの土台が出来、成績が上を向き始めた時期に飛び入りで参加することになったのである。

メンバーを固定する傾向のある指揮官が上手くいっているチームをいじることはそうそう無い。
香川が絶好調モードでいつでもフル出場可能という状態なら結果は違ったかもしれない。

しかし、現実の香川は試合勘を完全に失っているという状態にあったのだ。

そして、香川の出場機会が制限された理由は他にもあるのだ。それを③以降で書いていきたい。

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