④香川自身の責任も看過することは出来無い

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これまで環境的な要因について述べてきたが、実際には香川自身が出場機会を減らしてしまった面があることは否定できない。
ギュネシュは香川の獲得に反対はしたものの、実際に獲得してみれば途中出場での機会は常に与えている。

また、フェネルバフチェ戦でリャイッチの代役として起用したことを仔牛として、その後も2度にわたって先発出場の機会を与えた。
やはり「使わなければもったいない」のが香川という選手なのだ。

しかし、2度の先発出場で香川のパフォーマンスは芳しいものではなかった。
何より後半戦のエースとなったリャイッチとの呼吸が合わず、同時起用は難しいのではないかとの印象を強く残してしまった。
それならば、③で見たような起用すべき事情のある選手が優先されることになるのも当然ではないだろうか。

日本のメディアは移籍直後から次節で香川がいきなり先発デビューすると報じ続けていたが、ギュネシュはその件について質問される度に「香川はコンディションが整っていない」とコメントしていたのである。

また、フェネルバフチェ戦後に左鼠蹊部を負傷したことも原因として挙げられる。
香川はこの負傷後に練習でもなかなかパフォーマンスが上がらない状態であったとされる。
2度目の先発出場となったギョステペ戦でもまだ完治していなかった。
それにも関わらず、日本代表戦に参加する為に帰国しており、負傷を悪化させかねない行動をとっている。

召集されてしまった以上は基本的に拒否することが出来無いとはいえ、これがギュネシュの心証を悪くしたことは否めないだろう。
コンディションが悪い中でも少しずつ機会を与えているのにわざわざ極東へ旅行してしまうのだから当然だ。
クラブでの立場のみを考えるなら代表監督に話を通して召集を回避するべきだったのだ。
香川の調子が上がってきたことが報告されたのはフェネルバフチェ戦から1か月以上経ってからのことであった。
そして、そのタイミングでギュネシュは香川に先発のチャンスを与えている。
しかし、その結果はあまり褒められたものでは無かった。

そして最後に、香川を後半に投入する作戦がそれなりに有効であったことが皮肉にも起用法を決定づけた可能性がある。
ベシクタシュはその戦術や構成メンバーの平均年齢の高さから後半になると前半のインテンシティを保てなくなる試合が目立っていた。
シーズン序盤はチームの勢いが落ちる時間帯に流れを変えて試合を整える選手が不在だったために苦しめられた。
スーパーサブとしての香川が加入したことによってこの問題はある程度解決されたのである。

特にコンヤスポル戦でたった一振りで勝利を決定づけたことは多くの者に強烈な印象を残したであろう。
ギュネシュもサブとしての香川の働きを評価するコメントを残している。
先発では芳しくないが、途中出場だと良い働きをしてくれる。そしてチームは勝ち続けている。

このような条件が揃ってしまえばその起用法は自ずと決まってしまうであろう。

正直言ってベシクタシュでは香川が絶対的なスタメンになれるチャンスは非常に少なかった。
相当の自信があるのかと思いきやそのコンディションはとても即戦力と言えるものでは無かったのだ。
ベシクタシュ残留という選択肢も含めてこれが良い結果に繋がることを祈るのみである。

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