フランスで日々進化を続ける昌子源

昨年の冬にリーグ・アンのトゥールーズに加入した昌子源だが、加入後は17試合に先発出場し、フランスの地でしっかりと経験値を蓄えているようだ。
日本人のセンターバックが欧州で成功をおさめることは難しいと見られており、過去の例でもバーゼル時代の中田浩二や現役の吉田麻也ぐらいしか成功と考えられる例は無い。
まず、フィジカルの問題があり、同時に言語の問題高い壁となってその挑戦に立ちはだかるからである。
そんな昌子源はスタートは順調なようである。

なかなか昌子の話題を扱った記事が見つからないのだが、本人が現地メディアに話したものも含めて2点ほど紹介したい。

カサノバ監督
昌子源はリーグ・アンで既に15試合に出場。日本から、26歳でのフランス挑戦となった。カサノバ監督は、同選手を称えて記者会見でこう語った。「昌子を獲得できてとてもうれしい。彼にとって、生活面も競技面も一変することになったね。ここでは、プレイもトレーニングも、彼の今までの経験と違うものだから。リーグ・アンのレベルの高さ、オフェンス選手の技術の高さを、試合ごとに感じているようだ。昌子が今対戦する相手は、フィジカルが強くて、速さも力も技術もある選手たち。日本ではここまで高いレベルではなく、昌子のモチベーションも目標も、もう一段階低くても大丈夫だったが、フランスではそうはいかない。週を追うごとに、昌子は学んでいる。自分に厳しく、真面目で、いつでも更に上を目指して努力している選手だ。既に充分素晴らしい選手だし、向こう数カ月で更に成長すると思うよ。」

原文記事:https://www.lesviolets.com/actu/casanova-shoji-cherche-a-s-ameliorer-en-permanence-,49383.html

JリーグサポーターもJリーグ出身選手も母国のリーグに誇りを持っているだろうが、競技レベルも経済レベルも欧州の主要リーグとは雲泥の差があるのが現実である。
欧州を目指すにあたり、日本人選手はそうしたレベル差を乗り越えていかなければならないのであるが、昌子は真摯に取り組んでいるようである。

日本とフランスの違い
昌子源がトゥールーズに来てから5か月。今では議論の余地なくTFCのディフェンスとして認められる存在となっている。そんな昌子へインタビューを行なった。
日本とフランスの違い
「自分はまだ適応期間なので。リーグ・アンは、日本より選手のフィジカルが強くてタフだし、スピードもすごい。相応の練習をしないと。中には辛酸を舐める試合もある。鹿島では、普通に勝ってたし、チームのゴールもしょっちゅう決まってたけど、トゥールーズではそんなに簡単にゴールが入らない。でも、サッカーというチームスポーツで、一番大事なのは、ポジティブでいること、そして仲間同士で励まし合って前へ進んでいくことだから。」

原文記事:https://www.lesviolets.com/actu/shoji-j-ai-une-preference-pour-un-schema-a-deux-defenseurs-centraux-plutot-qu-a-trois-,49382.html

本人のコメントも非常にポジティブなもので頼もしい。
トゥールーズは最終節を残して現在15位であり、決して強いチームとは言えない。
クラブも積極的な補強で上を目指すような姿勢は無いため、昌子が上を目指すのであれば、ステップアップ移籍は必要不可欠であろう。
より強いクラブに必要とされる選手に成長することを祈りたい。

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